9月20日(水)、今年度第6回の市民カフェを開催しました。
テーマは「排除アート」でした。

カフェの様子。7人の人が丸テーブルを囲んで話し合っている。

公共スペースのベンチや広場には、想定外の用途で使われないように、工夫されているものがあります。たとえば、ホームレス排除を目的とするものや、座ったり、たむろしたり、スケートボードをすることを防ぐ意図をもって設置されています。

両サイド、中央に仕切りがあるベンチの写真。
仕切りがあるベンチ

公共の場所を、無制限に誰もが使うと秩序が失われてしまいますが、そもそも問題を解決せず「座りにくくする」「使いにくくする」ことは、意図せず高齢者、障害者、子ども、子育て中の保護者などにとってまちを使いにくいものにしてしまいます。

マイノリティの人々を排除する「まち」は、やさしい「まち」なのでしょうか。

あまりなじみがない言葉でしたが、興味深いテーマであったことから、多くの参加者がありました。話し合いや雑談を含め、話は盛り上がりました。

来月は、市民カフェ スピンオフ企画、
アイリーライフ(I’rie life)代表の伊藤恵美さんを迎えての「ブレスト・アウェアネス教室」。
10月18日(水)10時からの開催です。どなたでも参加可能です。後日、当ウェブでも案内を出します。

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