「Life ライフ」
作:くすのき しげのり
絵:松本 春野
小さな町はずれにあるお店でお客さんは必要なものや気に入ったものを持って帰り、そのかわり自分が使わなくなったものや誰かに使ってもらいたいものをメッセージを添えて置いておく無人のお店のお話です。ある日はおばあさんが来て、亡くなったおじいさんの残した花の種を置き、自分は写真立てをもらって帰ります。そしてある日は男の子が来て、花の種をもらい、自分が使わなくなった絵本を置いて帰ります。このようにして何人もの人達の「思い」がつながってつながって花が咲く様子は心がポッとあたたかくなるお話です。 (お母さんの会)あいうえお 葛山みどり
